「レーザーカット付箋」
技術の組み合わせでより細かいデザインへ挑戦

「レーザーカット付箋」<br>技術の組み合わせでより細かいデザインへ挑戦

年末年始の挨拶でお渡しするノベルティとして制作

毎年、年末年始のお客様へ挨拶するときに会社のノベルティをお渡ししているのですが、今まではカレンダーやBOXティッシュ、タオルなどでした。ちょうど、今後の商品展開として考えていた「レザーカット付箋」の試作を作っていたタイミングだったので、社内に提案してみたところ「やってみよう」となり制作をすることになりました。

 

「雄進印刷」のロゴ、2024年4月オープン予定の「閑閑舎」と「KATARU PRINT」の3種類を作りました。

「レーザーカット付箋」<br>技術の組み合わせでより細かいデザインへ挑戦

様々な技術を組み合わせてできた「レーザーカット付箋」

付箋なので1枚1枚に糊付けして20枚ほど重ねてからレーザーカットを行っています。レーザーカットについてはアクリルなどで使用したことはあったのですが、紙ではあまり行ったことがありませんでした。ズレないように糊の強度を調整したりとレーザーの技術と積層の技術のバランスが難しかったです。

 

また、レーザーで焼いているので紙によっては焦げでしまうんです。焦げが目立たない紙を選びました。

「レーザーカット付箋」<br>技術の組み合わせでより細かいデザインへ挑戦

より細かいデザインを実現するために

レーザーカットを行うためのデータを作成し、加工を行う担当者とデータを見ながら微調整を行ないました。会社ロゴの「雄」の字が一番難しかったですね。パーツが抜け落ちないように、繋がっていないといけないので、実は元のロゴのデザインとは少し変えているんです。他にも「R」や「P」など工夫して抜いているのが見るとよく分かると思います。

 

ミシン目の部分は切り取ったり、立てて使用することを想定しています。レーザーではない型を使った抜き加工では、ここまで細かいデザインはできないですね。

「レーザーカット付箋」<br>技術の組み合わせでより細かいデザインへ挑戦

レーザーカットを活用した制作の可能性

お客様にお渡しすると驚いてくれたり、じっくり細かいところまで見てくださりとても嬉しかったです。

 

内側の抜き加工だけでなく、付箋の外側の加工もレーザーカットを行なっています。今回は角を丸くしたシンプルな形ですが、キャラクターの形などより複雑な形の制作を行なっていく予定です。社内では「漫画の吹き出しを作るのも面白そう」など色んなアイデアが出ています。

 

細かいデザインの加工についても、雄進印刷にぜひご相談ください。

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